社会科学基礎論研究会活動記録

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→基礎研ポスター集

2013年度

本年度の年間活動予定をご覧ください。

2011年度

【第1回研究会】2011年6月25日(土)会場:大正大学 巣鴨校舎
【合評会——著者を招いて(第17回)】
対象書:寺田喜朗 『旧植民地における日系新宗教の受容』 ハーベスト社 2009
   [司会] 井出裕久(大正大学)
  [評者]   武井順介(立正大学)
    井腰圭介(帝京科学大学)
    張江洋直(稚内北星学園大学)
【第2回研究会】2011年12月17日(土)会場:大正大学 巣鴨校舎
対象書:田中俊之『男性学の新展開』青弓社、2009
   [司会] 井腰圭介(帝京科学大学)
  [評者]   渡辺彰規(日本大学ほか講師)
    張江洋直(稚内北星学園大学)
    山嵜哲哉(武蔵大学)

2008年度

【第1回研究会】5月31日(土)13:00〜18:00 会場:大正大学 巣鴨校舎
  1. 中村浩子(大阪国際大学)
「エスノグラフィにおける認識論的・政治的課題の克服に向けて——ハイデガー存在論の援用可能性——」
      
   [主要文献]  M・ハイデッガー、細谷貞雄訳 1994『存在と時間』上、ちくま学芸文庫
桜井厚 2003「社会調査の困難」『社会学評論』53(4)、452-470頁
 山田富秋 2003「相互行為過程としての社会調査」『社会学評論』53(4)、   579-593頁
 好井裕明 2003「『臨床的』実践でもなく『科学主義的』実践でもなく」    『文化と社会』4、82-101頁
 
      
 
 
  2. 徳久美生子(武蔵大学非常勤講師)
 「行為と「心」の成り立ちを問う社会生成論の課題と可能性——G.H.ミードの「マインド」論を手がかりに——」
   司会 大谷栄一(南山宗教文化研究所)  
   [主要文献]  Mead, G.H., 1964, Selected Writings of George Herbert Mead,A.J.Reck ed., Chicago: The University of Chicago Press.    (=2003,加藤一巳・宝月誠訳『G.H.ミードプラグマティズムの展開』ミネルヴァ書房.)
 Mills, C.W., 1964, Sociology and Pragmatism, New York: Oxford University Press.(=1969, 本間康平訳『社会学とプラグマティズム』紀伊國屋書店.)
 Joas, H., 1993, Pragmatism and Social Theory, Chicago:The University of Chicago Press.
 
      
 
 
  3. 角田幹夫(翻訳業)
   「「原理」と「反復」 ——ハンナ・アレントにおける集合的なチカラの立ち上がり」
     
   [主要文献]  Arendt 『革命について』(志水速雄訳)ちくま学芸文庫
 ————『過去と未来の間』(引田、齋藤訳)みすず書房
 

2007年度

【第1回研究会】5月26日(土)13:00〜18:00 会場:大正大学 巣鴨校舎
  1. 藤田寛之(立命館大学大学院)
 「シュッツ言語研究ノートにみる〈あなた〉Du-関係と間主観性の問題」
→要旨 (pdf:257kb)]
   司会  木村正人(早稲田大学)  
   [主要文献]  A.シュッツ著『Erleben,Sprach und Begrif』,「Alfred Schutz Wekausgabe BandV.2」,pp.39-78 =(H.R.Wagner訳『Meaning Structure of Language』,「Life forms and Meaning Structure」,pp.125-157)
佐藤嘉一訳『社会的世界の意味構成:理解社会学入門』主に第2章 第13節 - 第3章 第20節(pp.116-169)
 
      
 
 
  2. 塚田穂高(東京大学大学院)
 「教団類型論・再考—宗教運動の展開過程の分析のために」
→要旨(pdf:440kb)]
   司会 大谷栄一(南山宗教文化研究所)  
   [主要文献]  西山茂1988 「現代の宗教運動——〈霊=術〉系新宗教の流行と「2つの近代化」」『現代人の宗教』大村英昭・西山茂(編),169-210ページ所収,有斐閣.
対馬路人 1987 「信念をともにする集団」『集団行動の心理学』佐々木薫・永田良昭(編),273-299ページ所収,有斐閣.
大谷栄一 1996 「宗教運動論の再検討——宗教運動の構築主義的アプローチの展開にむけて」『現代社会理論研究』6:193-204
西山茂 1995 「新宗教の特徴と類型」『日本社会論の再検討——到達点と課題』山下袈裟男(編),147-168ページ所収, 未來社.
森岡清美1989 『新宗教運動の展開過程——教団ライフサイクル論の視点から』, 創文社
井上順孝・孝本貢・対馬路人・中牧弘允・西山茂編 1990 『新宗教事典』弘文堂.
 
      
 
 
  3. 田村周一(神戸大学大学院)
  「タルコット・パーソンズが論じる生と死」(仮)
→要旨
   司会 佐藤成基(法政大学)  
   [主要文献]  タルコット・パーソンズ, 1972「『生という贈物』とその返礼」(=2002、徳安彰ほか訳『宗教の社会学——行為理論と人間の条件第三部』勁草書房、第十二章  
【第2回研究会】2007年7月21日(土)会場:大正大学 巣鴨校舎
【シンポジウム(第8回)】『差別の現象学』
   [司会] 張江洋直(稚内北星学園大))・魁生由美子(島根県立大)
  [シンポジスト]   郭 基煥(愛知大学)
「反差別の『根拠』——シュッツ及びレヴィナスにおける他者論を中心に——」
→要旨 (pdf:105k) ]
    杉本学(名古屋大)
「排除と差別 —関係論的視点から—」
→要旨 (pdf:166k) ]
    中村文哉(山口県立大)
「生と差別——差別の社会的構成とその異化——」
→要旨 (pdf:296k) ]
  [討論者] 山田富秋(松山大)
佐藤裕(富山大)
[→要旨]
[→要旨]
【第3回研究会】2007年12月22日(土)会場:大正大学 巣鴨校舎
【合評会——著者を招いて(第16回)】[テクスト]芳賀学・菊池裕生『仏のま なざし、読みかえられる自己——回心のミクロ社会学』ハーベスト社 2007
   [司会] 張江洋直(稚内北星学園大学)
  [評者]   『仏のまなざし、読みかえられる自己』へのコメント
足立重和(愛知教育大学大学)
→要旨 (pdf:123k) ]
    『仏のまなざし、読みかえられる自己』を読む
角田幹夫(翻訳業)
→要旨 (pdf:181k) ]
    ミクロな視点からのメゾ理論の構築に向けて
寺田喜朗(東洋大学)
→要旨 (pdf:103k) ]

2006年度

【第1回研究会】2006年5月27日(土)13:00〜18:00 @大正大学 巣鴨校舎(ポスター [pdf:570k])
  1. 渡辺 彰規(東京大学大学院)
「1980年代における社会理論の変化の検証   ——P.ブルデューとM.フーコーにおけるゲーム概念を題材として」
→要旨(pdf:22kb)]
   司会  矢田部圭介(武蔵大学)  
   [必読文献]  ・関良徳、2001 『フーコーの権力論と自由論』勁草書房
・渡辺彰規 2005 「後期フーコーにおける権力現象の多層性について——知と権力 との多様な関係性に注目して」(『ソシオロジ』152号、19−35頁
 
      
 
 
  2. 尾形 泰伸(武蔵大学非常勤講師)
 「後期近代における情報と実践知の地平  ——A.ギデンズの権力論を手がかりに」(仮)
→要旨
   司会 大谷栄一(南山宗教文化研究所)  
   [必読文献]  A.ギデンズ 1991=2005 『モダニティと自己アイデンティティ』(ハーベスト社)第5章「経験の隔離」  
      
 
 
  3. 浜島幸司(上智大学大学院)
 「若者の社会意識分析から何がみえるか」(仮)
→要旨(pdf:15kb)]
   司会 張江洋直(稚内北星学園大学)  
   [必読文献]  ・浅野智彦編 2006 『検証・若者の変貌』勁草書房
・浜島幸司 2006 「若者の道徳意識は衰退したのか」(浅野智彦編『検証・若者の変貌』勁草書房、第6章所収)
 
   [参考文献]  張江洋直・浜島幸司 2006 「大衆教育社会と〈自己実現の物語〉」(『稚内北星学園大学紀要』第6号、75-96頁)  
【第2回研究会】2006年7月15日(土)13:00〜18:00 @大正大学巣鴨校舎(ポスター[pdf:233k]))
【シンポジウム(第7回)】疲弊する〈近代〉(→趣意書[pdf:17k])
   [司会] 菅原謙(中央大学非常勤講師)・大谷栄一(南山宗教文化研究所)
  [報告]   土井隆義(筑波大学)
ネット集団自殺——後期近代社会の人間関係を象徴する新たな形式
→要旨(pdf:53k)]
   [関連文献1]  大澤真幸 1996 『虚構の時代の果て——オウムと世界最終戦争』筑摩書房(ちくま新書)  
   [関連文献2]  土井隆義 2004 『「個性」を煽られる子どもたち——親密圏の変容を考える』岩波書店(岩波ブックレット)  
    土屋 葉(愛知大学)
近代家族の理念と現実——障害者家族という場から読み解く(仮)
→要旨(pdf:69k)]
   [関連文献1]  土屋葉 2002 『障害者家族を生きる』(勁草書房)  
   [関連文献2]  山田昌弘 2005 『迷走する家族——戦後家族モデルの形成と解体』(有斐閣)  
    山田雅彦(東京学芸大学)
知識は金で買えるか?(仮)
→要旨(pdf:292k)]
   [関連文献1]  山田雅彦 2004 「授業を「鵜呑み」にする主体性——ゴーウィンのstudenting概念を手がかりとして」 『東京学芸大学紀要 第一部門 教育科学』第55集、9-17頁。論文タイトルから全文ダウンロード可能  
   [関連文献2]  諏訪哲二 2005 『オレ様化する子どもたち』(中公新書ラクレ)  
  [コメンテータ] 井腰圭介(帝京科学大学)
井出裕久(大正大学)
[→要旨]
[→要旨]
【第3回研究会】2006年10月8日(日) 13時〜19時 @大正大学 巣鴨校舎(ポスター [pdf:287k]))
【合評会——著者を招いて(第14回)】[テクスト]川又俊則・寺田喜朗・武井順介編著『ライフヒストリーの宗教 社会学——紡がれる信仰と人生』 ハーベスト社、2006.[ →発表要旨]
  [評者]  井出裕久(大正大学)
序章 川又俊則・寺田喜朗・武井順介 ライフヒストリー・アプローチと宗教社会学
[→要旨 ]
    張江洋直(稚内北星学園大学)
第1部 個人と歴史状況 第1章   宗教的回心とポリヴァレント・アイデンティティ(寺田喜朗(東洋大学大学院))
[→要旨]
    杉本学(愛知大学・非)
第1部 個人と歴史状況 第2章  信者はいかにして宗教を選択するのか(武井順介(立正大学・非))
[→要旨]
    大谷栄一(南山宗教文化研究所)
第2部 継承される信仰 第3章 「2世信者」の信仰形成の過程と教団外他者(塚田穂高(東京大学大学院))
[→要旨]
    小林多寿子(日本女子大学)
第2部 継承される信仰 第4章 キリスト教会を継ぐ者の語り(川又俊則(鈴鹿短期大学))
[→要旨]
    魁生由美子(島根県立大学)
第3部 地域に生きる人々の信仰 第5章 仏教的解釈枠組による家族の絆の再構築(玉川貴子(専修大学・非))
[→要旨 ]
    浅野智彦(東京学芸大学)
第3部 地域に生きる人々の信仰 第6章 宗教受容の地域的差異(竹村一男(立正大学・非))
[→要旨 ]
    田中俊之(武蔵大学・非)
終章 ライフヒストリーと社会学(井腰圭介(帝京科学大学))
[→要旨]
【第4回研究会】2006年12月16日(土)13:00〜18:00 @大正大学巣鴨校舎
【合評会——著者を招いて(第15回)】[テクスト]片桐雅隆『認知社会 学の構想』世界思想社 2006.[→発表要旨(pdf:131k)]
   [司会] 矢田部圭介(武蔵大学)
  [評者]  張江洋直(稚内北星学園大学) [→要旨
    酒井泰斗(無所属/ルーマン・フォーラム)、小宮友根(東京都立大学大学院) [→要旨]
    芦川晋(中京大学) [→要旨(pdf:154k)]

2005年度

【第1回研究会】2005年5月28日(土)@大正大学(巣鴨校舎)(→ポスター[pdf:870k])
  1. 寺田喜朗(東洋大学大学院)
ポリヴァレント・アイデンティティの解釈を巡って──ライフヒストリーの信頼性に対する一試論
→要旨]
   司会  井腰圭介(帝京科学大学)  
   必読文献  桜井厚『インタビューの社会学』せりか書房、2002
ウヴェ・フリック『質的研究入門』春秋社、2002
 
  2. 古谷公彦((財)政治経済研究所)
社会構築主義の論理と間主観性の問題
→要旨]
   司会 井出裕久(大正大学)  
   必読文献  中河伸俊『社会問題の社会学』世界思想社、1999(特に第7章)
ニック・クロスリー『間主観性と公共性』新泉社、2003(特に初めから第4章まで)
 
  3. 矢田部圭介(武蔵大学)
親密性と汝志向──シュッツの〈形式的な概念〉の示唆すること(仮)
→要旨]
   司会 角田幹夫  
   必読文献  小川博司「匿名性と社会の成立:A・シュッツの匿名性の概念をめぐって」『社会学評論』第31巻3号、1980  
【第2回研究会】2005年7月23日(土)13:00〜18:00 会場:大正大学(巣鴨校舎)(→ポスター[pdf:700k]
【シンポジウム(第6回)】準拠点としてのシュッツ
  [司会] 浜日出夫(慶應義塾大学)、中村文哉(山口県立大学)
  [報告] 張江洋直(稚内北星学園大学)
シュッツが示す"Dasein"という事態とは何か——シュッツ社会学の可能性へ
→要旨]
    平 英美(滋賀医科大学)
ある難病患者にとってThey-relationがもつ意味〜A.シュッツのアクチュアリティ
→要旨
    山田富秋(松山大学)
シュッツの志向性分析を「知覚の衝突」の観点から読み直す
→要旨
  [コメンテータ] 本石修二(東洋大学・非)
菅原 謙(中央大学・非)
[→要旨]
[→要旨]
【第3回研究会】2005年12月17日(土)14:00〜18:00 会場:大正大学(→ポスター[pdf:524k])
【合評会−−著者を招いて(第13回)】[テクスト]竹中均著『精神分析と社会学〜二項対立と無限の理論〜』明石書店 2004.[→発表要旨]
  [司会] 張江洋直(稚内北星学園大学)、尾形泰伸(武蔵大学・非)
  [評者] 片上平二郎(立教大学大学院) [→要旨]
    浅野智彦(東京学芸大学) [→要旨]
    水野節夫(法政大学) [→要旨]

2004年度

【第1回研究会】2004年5月29日(土)@大正大学(巣鴨校舎)(→ポスター[pdf:862k])
  [司会] 井出裕久(大正大学)/魁生由美子(瀬戸内短期大学)/張江洋直(稚内北星学園大学)
  [報告者] 1. 尾形泰伸(武蔵大学大学院)
エイジェンシーの集合体的理解とグローバリゼーション(仮)
[→要旨]
    2. 鴨志田康弘(立正大学・非)
更生保護ボランティアの実証的研究——過去・現在・未来(仮)
[→要旨]
    3. 竹中 均(神戸市外国語大学)
フロイト精神分析の理論的特徴について
[→要旨]
【第2回研究会】2004年7月24日(土)13:00〜18:00 会場:大正大学(巣鴨校舎)(→ポスター[pdf:815k])
【シンポジウム(第5回)】現代社会の鏡としての〈宗教〉
  [コーディネータ] 大谷栄一(東洋大学・非)、角田幹夫(無所属)
  [司会] 弓山達也(大正大学)、井腰圭介(帝京科学大学)
  [報告] 1. 櫻井義秀(北海道大学)
  「「カルト」研究から見た宗教調査の困難と可能性:「脱会者」研究との関連で」
[→要旨]
    2. 伊藤雅之(愛知学院大学)
  「現代社会論としてのスピリチュアリティ研究」
[→要旨]
    3. 大谷栄一(東洋大学・非)
 「社会学の中の宗教研究」
[→要旨]
  [コメンテータ] 望月哲也(立正大学) [→要旨]
    角田幹夫(無所属) [→要旨]
【第3回研究会】2004年12月18日(土)13:00〜18:00 会場:東京学芸大学(→ポスター[pdf:524k])
【合評会−−著者を招いて(第12回)】[テクスト]佐藤嘉一著『物語のなかの社会とアイデンティティ』晃洋書房、2004.
  [司会] 宇都宮京子(東洋大学)・寺田喜朗(東洋大学大学院)
  [報告]   佐藤嘉一(立命館大学) [→要旨]
  [評者] 1. 張江洋直(稚内北星学園大学) [→要旨]
    2. 尾形泰伸(武蔵大学大学院) [→要旨]
    3. 浅野智彦(東京学芸大学) [→要旨]

2003年度

【第1回研究会】2003年5月31日(土)@大正大学(巣鴨校舎)[→フォトアルバム]
  [司会] 本石修二(東洋大学)/角田幹夫(無所属)/山田雅彦(東京学芸大学)
  [報告者] 1. 片上平二郎(立教大学大学院)
妥当性の基準としての「客観性」概念の可能性──アドルノの「客観性の優位」の観点から──
[→要旨]
    2. 青田匡史(東洋大学大学院)
宗教教団をめぐる諸問題──天理教における因縁論の展開を事例として
[→要旨]
    3. 森重拓三(立命館大学大学院)
高校進学の動機をめぐる社会的世界の構造分析
[→要旨]
【第2回研究会】2003年7月26日(土)13:00〜18:00 会場:大正大学(→ポスター1[pdf:370k]/ポスター2[pdf:330k])[→フォトアルバム]
【シンポジウム(第4回)】 〈危機の時代〉の行為論
  [主催] 社会科学基礎論研究会
  [共催] 「シュッツ・パーソンズ」研究会
  [コーディネータ] 中村文哉(山口県立大学)・鈴木健之(法政大学(非))
  [司会] 張江洋直(稚内北星学園大学)・矢田部圭介(武蔵大学)
  [基調] 中村文哉(山口県立大学)・鈴木健之(法政大学(非)) [→要旨]
  [報告] 1. 佐藤嘉一(立命館大学)
「社会変動とウェーバー社会学の誕生」
[→要旨]
    2. 油井清光(神戸大学)
「ホロコーストとユートピア——構造・機能主義の誕生とシュッツ」
[→『年報』3掲載]
    3. 濱日出夫(慶応義塾大学)
「discrepancyの社会学としてのシュッツ社会学」
[→要旨]
  [コメンテータ] 宇都宮京子(東洋大学)
鈴木健之(法政大学(非))
中村文哉(山口県立大学)
[→要旨]
【第3回研究会】2003年10月11日(土)13:00〜18:00 会場:大正大学(→ポスター1[pdf:3604k])[→フォトアルバム]
【合評会——著者を招いて(第10回)】対象書: 片桐雅隆著『過去と記憶の社会学』
  [司会] 大谷栄一((財)国際宗教研究所)
  [報告] 片桐雅隆(静岡大学) [→要旨]
  [評者] 1. 田中俊之(武蔵大学大学院)
「理論と経験的分析との接続にむけて」
[→要旨]
    2. 本石修二(東洋大学)
「「自己の物語」の/と倫理 —— 他者への責任と「よりよい生」への意志 ——」
[→要旨]
    3. 浅野智彦(東京学芸大学)
「「過去」の社会学/「記憶」の社会学 ──片桐雅隆『過去と記憶の社会学』を読む──」
[→要旨]
【第4回研究会】2003年12月20日(土)13:00〜18:00 会場:大正大学(→ポスター1[pdf:499k]/ポスター2[pdf:498k])[→フォトアルバム]
【合評会−−著者を招いて(第11回)】
  [テクスト]西原和久著 『自己と社会——現象学の社会理論と〈発生社会学〉』新泉社 2003年
  [司会] 角田幹夫(無所属)
  [報告]   西原和久(名古屋大学) [→要旨]
  [評者] 1. 張江洋直(稚内北星学園大学) [→要旨]
    2. 小川英司(鹿児島国際大学) [→要旨]
    3. 李 晟台(東洋大学) [→要旨]
合評会に向けて、対象テクスト『自己と社会』を第2回研究会(7/26)より会場にて割引頒布いたします。

2002年度

【第1回研究会】2002年5月12日(於大正大学巣鴨校舎)
  [司会] 井出裕久・(大正大学)・寺田善朗(東洋大学大学院)
  [報告者] 1. 武井順介(立正大学大学院)
〈状況の定義〉をめぐるせめぎあい——ライフヒストリーインタビューの自己反省的試み——
[→要旨]
    2. 杉本学(日本学術振興会特別研究員)
ジンメルは「ミクロ社会学」か?——「相互作用」と「個人/社会」をめぐって──
[→要旨]
    3. 魁生由美子(瀬戸内短期大学)
〈コンダクト・ディスオーダーの社会学〉試論
[→要旨]
◇第9回合評会——著者を招いて
  宮永國子編『グローバル化とアイデンティティ・クライシス』(明石書店、2002)所収、2論文
  [司会] 大谷栄一(東洋大学)・小島伸之(東洋大学大学院)
  [評者] 1. 菊池裕生(財・国際宗教研究所)
      [対象論文]:佐藤壮広著(財・国際宗教研究所・大正大学)
伝統をつなぐ拝み/伝統をたち切る拝み——沖縄シャーマニズムにおける伝統の再帰性とアイデンティティ——
[→要旨]
    2. 本石修二(東洋大学)
      [対象論文]:角田幹夫著
個と複数性の行方——グローバル化へのハンナ・アレント的視点——
 
◇第10回中村元賞受賞記念スピーチ
  大谷栄一(東洋大学)

【第2回研究会】2002/07/27(2002年度第2回研究会:於大正大学巣鴨校舎)[→フォトアルバム]
◇第2回シンポジウム:社会学の根柢を問い直す
  [司会] 中村文哉(山口県立大学)・ 李晟台(東洋大学)
  [報告者] 1. 角田幹夫
現実存在へ──近代と学と生と──
[→『年報』1掲載]
    2. 張江洋直(稚内北星学園大学)
〈奇妙な棲み分け〉の背後へ──実証主義の形而上学とは何か
[→『年報』1掲載]
    3. 宇都宮京子(東洋大学)
価値とレリヴァンス
[→『年報』1掲載]
  [コメンテータ] 井腰圭介(帝京科学大学) [→『年報』1掲載]
    本石修二(東洋大学) [→『年報』1掲載]

【研究会機関誌第1号創刊】2002/11/15
  『年報社会科学基礎論研究』第1号 [→詳細]
  [特集]社会学の根柢を問い直す/[連載:社会学の現在]1.社会構成主義と現象学

【第3回研究会】2002/12/21(2002年度第3回研究会:於大正大学巣鴨校舎)
◇第3回シンポジウム:社会調査の知識社会学
  [司会] 大谷栄一(東洋大学)・ 川又俊則(浦和学院高等学校)
  [報告者] 1. 鈴木健之(明の星女子短大)
行動主義と社会学──アメリカにおける「科学的」社会学の成立
[→『年報』2掲載]
    2. 池岡義孝(早稲田大学)
戦後家族社会学の成立と家族調査
[→『年報』2掲載]
    3. 佐藤健二(東京大学)
質問紙調査のテクノロジーとイデオロギー
[→『年報』2掲載]
  [コメンテータ] 井腰圭介(帝京科学大学) [→『年報』2掲載]
    井出裕久(大正大学) [→『年報』2掲載]

1993年〜1999年(2000/2/26:井出裕久・大谷栄一作成)
2000年以降(張江洋直作成)