『年報 社会科学基礎論』第一号 執筆者紹介〔執筆順〕
- 張江洋直(はりえ ひろなお) 社会学基礎論・社会理論・社会学史
- 1953年生。東洋大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学。稚内北星学園大学。
- 主要研究業績:
- 『現象学的社会学は何を問うのか』(共編著 勁草書房
1998)
- 『ソシオロジカル・クエスト』(共編著 白菁社 1997)
- 「シュッツという磁場」(『年報社会学論集』第15号 関東社会学会 2002)
- 「A.シュッツの方法論と〈現在〉」(『現代社会理論研究』第10号 現代社会理論研究会 人間の科学新社 2000)
- 「リアリティとメディア」(『情報メディア論』丸山不二夫編 八千代出版 2000)
- 井腰圭介(いこし けいすけ) 文化社会学
- 1959年生。上智大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程満期退学。帝京科学大学。
- 主要研究業績:
- 「科学の創造力への招待」(中條利一郎編『自然と人間』 内田老鶴圃 2002)
- 「記述のレトリック」(中野卓・桜井厚編『ライフヒストリーの社会学』弘文堂 1995)
- 「文化科学における普遍性と一般性の差異」(『社会学史研究』第15号 日本社会学史学会 1993)
- 本石修二(もといし しゅうじ) 生命の倫理と歴史の論理
- 1959年生。東洋大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。東洋大学非常勤講師。
- 主要研究業績:
- 「「生命」としての人間──生命倫理の予備学としての「自然史」の理念」(『東洋大学大学院紀要文学研究科編』第31集 1994)
- 「「自然史」の中の人間──自己意識の先史としての「自然史」」(『東洋大学大学院紀要文学研究科編』第30集 1993)
- 角田幹夫(すみた みきお) 社会理論・ 宗教社会学・文化社会学
- 1961年生。東洋大学大学院社会学研究科博士前期課程修了。
- 主要研究業績:
- 『グローバル化とアイデンティティ・クライシス』(共著 明石書店 2002)
- 『構築される信念』(共著 ハーベスト社 2000)
- 『現象学的社会学は何を問うのか』(共著 勁草書房 1998)
- 「ハンナ・アレント『革命について』におけるcompassion概念について」(『東洋大学大学院紀要』第36集 東洋大学大学院 2001)
- 宇都宮京子(うつのみや きょうこ) 社会学理論
- お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了。東洋大学。
- 主要研究業績:
- 「ヴェーバー社会学の構成」(『社会学理論の〈可能性〉を読む』情況出版 2001)
- 「『合理』のもつ可能性と限界」(『社会学評論』Vol.50, No.4 日本社会学会 2000)
- 「マックス・ヴェーバーの行為論」(『情況』1999年4月号別冊 情況出版 1999)
- 「ブルデューにおける『象徴性』と『ハビトゥス』」(『象徴的支配の社会学』P. ブルデュー社会学研究会編 恒星社厚生閣 1999)
- 山田雅彦(やまだ まさひこ)教育課程・方法論
- 1965年生。筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。東京学芸大学。
- 主要研究業績:
- 『現代カリキュラム研究』(共著 学文社 2001)
- 「授業過程における教師の統制行動の原理:私的行動への介入場面を中心に」(『東京学芸大学紀要 第1部門(教育科学)』第52集 東京学芸大学 2001)
- 「教師─生徒関係における権力」(『関東教育学会紀要』第23号 関東教育学会 1996)
- 「A.シュッツにおける「レリバンスの変換」」(『教育哲学研究』第71号 教育哲学会 1995)
- 杉本学(すぎもと まなぶ)社会学理論
- 1970年生。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。学術振興会特別研究員。
- 主要研究業績:
- 「支配と多数決における個人と社会」(『21世紀への橋と扉──展開するジンメル社会学』居安正・副田義也・岩崎信彦編 世界思想社 2001)
- 「ジンメル『社会学』における〈排除〉という主題」(『年報社会学論集』第12号 関東社会学会 1999)
- 「差別的関係の基礎としての『われわれ』」(『現代社会理論研究』第7号 現代社会理論研究会 人間の科学社 1997)
- 魁生由美子(かいしょう ゆみこ) 社会学理論・社会病理学
- 1969年生。立命館大学社会学研究科博士後期課程修了。瀬戸内短期大学。
- 主要研究業績:
- 『新・人間性の危機と再生』(共著 法律文化社 2001)
- 『応用社会学のすすめ』(共著 学文社 2000)
- 「〈日常の道徳社会学〉のためのノート」(『立命館大学産業社会論集』第38巻第1号 立命館大学産業社会学会 2002)
- 「沖縄をめぐる関係性のネットワークと文化の現在」(『立命館大学人文科学研究所紀要』第68号 立命館大学人文科学研究所 1997)
- 西原和久(にしはら かずひさ)現象学的社会学・社会理論・知識社会学
- 1950年生。早稲田大学大学院文学研究科(社会学専攻)博士後期課程満期退学。名古屋大学大学院教授。社会学博士。
- 主要研究業績:
- 『意味の社会学─現象学的社会学の冒険』(弘文堂 1998)
- 『現象学的社会学は何を問うのか』(共編著 勁草書房 1998)
- 『社会学的思考を読む』(人間の科学社 1994)
- 『現象学的社会学の展開』(編著 青土社 1991)
- 『シュッツ著作集』(全4巻 共訳 マルジュ社 1983-1998)
- 『「間主観性」の社会学』(共訳 新泉社 1996)
- 李晟台(い そんて)現象学・社会理論・社会学説史
- 1958年生。東京大学人文社会系研究科博士課程満期退学、社会学博士。東洋大学非常勤講師。
- 主要研究業績:
- 『現象学的社会学は何を問うのか』(共著 勁草書房 1998)
- 「シュッツはシュッツを超え出るのか──自然的態度の構成的現象学の行方」(『情況』一・二月合併号 情況出版 1998)
- 「日常という審級──他者とリアリティの文脈を手がかりに」東京大学大学院博士学位論文 1999
- 「超越と匿名性について」(『現代社会理論研究』第9号
人間の科学社 1999)
- 菅原謙(すがわら けん)社会学理論・社会学史
- 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。武蔵大学非常勤講師。
- 主要研究業績:
- 「システム準拠と基礎づけ主義」(『情況』一・二月合併号 情況出版 1998)
- 「『実在論vs反実在論』という枠組みについて」(『ソシオロジジカル・ペーパーズ』第6号 1996)
- 「『世界観』としてのルーマン理論(1)(2)」(『現代社会理論研究』第2号・第3号 1992・1993)
- 井出裕久(いで ひろひさ)産業社会学・社会調査論
- 1956年生。東洋大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学。大正大学。
- 主要研究業績:
- 『新版 生活問題の社会学』(共著 学文社 2001)
- 『変わる組織と職業生活』(共著 学文社 1999)
- 『家族の崩壊』(共著 ミネルヴァ書房 1999)
- 『現象学的社会学は何を問うのか』(共編著 勁草書房 1998)
- 『近代日本社会学者小伝─書誌的考察─』(共著 勁草書房
1998)
- 『ソシオロジカル・クエスト』(共編著 白菁社 1997)
- 『共生社会の社会学』(共著 文化書房博文社 1996)