『年報 社会科学基礎論』第四号 執筆者紹介〔執筆順〕
- 角田幹夫(すみた みきお)社会理論・宗教社会学・文化社会学
- 1961年生。東洋大学大学院社会学研究科博士前期課程修了。無所属。
- 主要研究業績:
- 『グローバル化とアイデンティティ・クライシス』(共著 明石書店 2002)
- 『構築される信念』(共著 ハーベスト社 2000)
- 「社会的世界の想像を巡って」(『現代社会理論研究』13 人間の科学新社 2003)
- 「現実存在へ」(『年報社会科学基礎論研究』1 ハーベスト社 2002)
- 望月哲也(もちづき てつや)宗教社会学
- 1943年生。立正大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程満期退学。立正大学。
- 主要研究業績:
- 『宗教と社会生活の諸相』(共編著 隆文館 1998)
- 「世俗化論争とパーソンズ」(『知の軌跡』手川誠士郎ほか編 北樹出版 2004)
- 「デュルケーム社会理論における宗教社会学の位置」(『立正大学文学部研究紀要』16 2000)
- 「聖俗世界への解釈視角」(『宗教・その日常性と非日常性』宗教社会学研究会編 雄山閣 1982)
- 伊藤雅之(いとう まさゆき)宗教社会学
- 1964 年生。ペンシルヴァニア大学社会学部大学院博士課程修了。愛知学院大学。
- 主要研究業績:
- 『スピリチュアリティの社会学』(共編著 世界思想社 2004)
- 『現代社会とスピリチュアリティ』(渓水社 2003)
- 「オウム真理教とそれ以後──現代宗教研究の諸課題」(『岩波講座 宗教2 宗教への視座』池上良正他編 岩波書店 2004)
- "New Spirituality in Contemporary Societies: A Comparative View on Japanese 'Spiritual World'."(Zen, Reiki, Karate, H. Zinser and I. Prohl, eds.. LIT Verlag 2002)
- 櫻井義秀(さくらい よしひで)宗教社会学・タイ地域研究
- 1961年生。北海道大学大学院文学研究科博士課程中退。北海道大学。
- 主要研究業績:
- 『東北タイの開発と文化再編』(北海道大学図書刊行会 2005)
- Sakurai Yoshihide and Somsak Srisontisuk, Regional Development in Northeast Thailand and Formation of Thai Civil
Society (Khon Kaen University Press 2003)
- 大谷栄一(おおたに えいいち)宗教社会学・社会運動論
- 1968 年生。東洋大学大学院社会学研究科社会学専攻博士後期課程修了。博士(社会学)。南山宗教文化研究所。
- 主要研究業績:
- 『スピリチュアリティの社会学』(共著 世界思想社 2004)
- 『近代日本の日蓮主義運動』(法蔵館 2001)
- 『構築される信念』(共編著 ハーベスト社2000)
- 「近代日本の在家仏教運動にみる絆」(『岩波講座 宗教6 絆』池上良正他編 岩波書店 2004)
- 「社会学におけるナラティヴ・アプローチの可能性」(共著 『年報社会科学基礎論研究』2 ハーベスト社 2003)
- 竹中均(たけなか ひとし)理論社会学・日本文化論
- 1958 年生。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。神戸市外国語大学。
- 主要研究業績:
- 『精神分析と社会学─二項対立と無限の理論』(明石書店 2004)
- 『柳宗悦・民藝・社会理論』(明石書店 1999)
- エリザベス・ライト編『フェミニズムと精神分析事典』(共訳 多賀出版 2002)
- 田中俊之(たなか としゆき)〈男らしさ〉の社会学
- 1975 年生。武蔵大学大学院人文科学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得退学。武蔵大学非常勤講師。
- 主要研究業績:
- 『ジェンダーと交差する健康・身体』(共著 明石書店 2005)
- 『不妊と男性』(共著 青弓社 2004)
- 「理論と経験的分析との関係をめぐって」(『年報社会科学基礎論研究』3 ハーベスト社 2004)
- 「男性性の社会学的考察のために」(『ソシオロジスト』4 2002)
- 大出春江(おおで はるえ)出産の社会史・質的調査研究論・家族論
- 上智大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程満期退学。大妻女子大学。
- 主要研究業績:
- 「明治期日本の助産婦に向ける医師の統制と期待」(『東京文化短期大学紀要』20 2003)
- 「産婆の近代から助産婦の現代へ」(『助産婦雑誌』54-12 2000)
- 「羞恥心からみる出産という場」(『助産婦雑誌』医学書院 50-7 1996)
- 「『口述の生活史』作品化のプロセス」(『ライフヒストリーの社会学』中野卓・桜井厚編 弘文堂 1995)
- 奥田道大(おくだ みちひろ)都市社会学
- 1932 年生。東洋大学大学院文学研究科社会学専攻修士課程修了。元・中央大学。
- 主要研究業績:
- 『都市コミュニティの磁場─越境するエスニシティと21 世紀都市社会学』(東京大学出版会 2004)
- 『都市社会学の眼』(ハーベスト社 2000)
- 『新版・池袋のアジア系外国人』(共編 明石書店 1993)
- 『新宿のアジア系外国人』(共編 めこん 1993)
- 『都市コミュニティの理論』(東京大学出版会 1983)
- 赤池一将(あかいけ かずまさ)刑事法学・犯罪社会学
- 1956年生。エクス・マルセイユ大学大学院第三期(博士)課程DESU修了。龍谷大学。
- 主要研究業績:
- 『21世紀の刑事施設』(共著 日本評論社 2003)
- 『現象学的社会学は何を問うのか』(共著 勁草書房 1998)
- 『ヨーロッパ新秩序と民族問題』(共著 中央大学出版部1998)
- 『少年司法と適正手続』(共著 成文堂 1998)
- 『入門・監獄改革』(共著 日本評論社 1996)
- 『現代の刑法学原論(第3版)』(共著 三省堂 1996)
- 「フーコー『監獄の誕生』と「危険性」概念について」(『法学新報』 110-3・4 2003)
- 武井順介(たけい じゅんすけ)宗教社会学・社会調査論
- 1975 年生。立正大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得満期退学。立正大学非常勤講師。
- 主要研究業績:
- 「宗教的世界への「転向」論」(『大学院年報』21 立正大学大学院文学研究科 2005)
- 「ライフヒストリーの信頼性に関する諸問題」(『立正大学社会学論叢』3 立正大学社会学会 2004)
- 「一信者の「語り」からみる宗教的信念体系の受容プロセス」(『大学院年報』20 立正大学大学院文学研究科 2004)
- 張江洋直(はりえ ひろなお)社会学理論・社会学史・文化社会学
- 1953 年生。東洋大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学。稚内北星学園大学。
- 主要研究業績:
- 『クリティークとしての社会学』(共著 東信堂 2004)
- 『情報メディア論』(共著八千代出版 2000)
- 「シュッツ科学論の二重性へ」(『年報社会科学基礎論研究』3 ハーベスト社 2004)
- 「「二次的構成論」と「多元的現実」」(『社会学史研究』24 いなほ書房 2002)