社会科学基礎論研究会年報社会科学基礎論研究第3号
『年報 社会科学基礎論』第三号 執筆者紹介〔執筆順〕
油井清光(ゆい きよみつ)社会学理論・アメリカ社会学(史)
1953 年生。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。神戸大学。
主要研究業績:
『パーソンズと社会学理論の現在──TPと呼ばれた知の領域について』(世界思想社 2002)
『主意主義的行為理論』(恒星社厚生閣 1995)
「パーソンズにおける『社会的共同体』と公共性」(『社会学評論』200 2000)
佐藤嘉一(さとう よしかず)社会学理論・社会学史・人間論
1938 年生。東北大学大学院博士課程単位修得。立命館大学。
主要研究業績:
『物語のなかの社会とアイデンティティ』(晃洋書房 2004)
グラートホフ編『亡命の哲学者たち──A.グールヴィッチ= A.シュッツ往復書簡』(翻訳 木鐸社 1996)
アルフレッド・シュッツ『社会的世界の意味構成』(翻訳 木鐸社 1982)
スプロンデル編『シュッツ= パーソンズ往復書簡──社会理論の構成』(翻訳 木鐸社 1980)
浜日出夫(はま ひでお)社会学説史・知識社会学
1954 年生。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程中途退学。慶應義塾大学。
主要研究業績:
「歴史と集合的記憶──飛行船グラーフ・ツェッペリン号の飛来」(『年報社会学論集』15 2002)
「シュッツ科学論とエスノメソドロジー」(『文化と社会』1 マルジュ社 1999)
「エスノメソドロジーの原風景」(『エスノメソドロジーの想像力』山田富秋・好井裕明編 せりか書房 1998)
宇都宮京子(うつのみや きょうこ)社会学理論
お茶の水女子大学大学院博士後期課程人間文化研究科修了。東洋大学。
主要研究業績:
『象徴的支配の社会学』(共著 恒星社厚生閣 1999)
「価値とレリヴァンス」(『年報社会科学基礎論研究』1 ハーベスト社 2002)
「ヴェーバー社会学の構成」(『社会学理論の可能性を読む』情況出版 2001)
「『合理』のもつ可能性と限界」(『社会学評論』200 2000)
「マックス・ヴェーバーの行為論」(『情況』1999 年4月号別冊 1999)
中村文哉(なかむら ぶんや)理論社会学・ハンセン病問題研究・沖縄研究
1963 年生。立命館大学大学院博士課程修了。博士(社会学)。山口県立大学。
主要研究業績:
『複数の沖縄』(共著 人文書院 2002)
「あるハンセン病患家の食卓と沖縄社会」(『山口県立大学社会福祉学部紀要』10 2004)
「社会的行為と相対化の問題について」(『立命館産業社会論集』116 2003)
『新版生活問題の社会学』(共著学文社2001 )
「A.シュッツのレリヴァンス概念と間主観性問題」(『社会学評論』202 2000)
鈴木健之(すずき たけし)アメリカ社会学・社会論
1961 年生。法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士後期課程修了。博士(社会学)。盛岡大学。
主要研究業績:
『パーソンズ・ルネッサンスへの招待』(共著 勁草書房 2004)
『高校生のジェンダーとセクシュアリティ』(共著 明石書店 2002)
『アメリカ社会学の潮流』(共著 恒星社厚生閣 2001)
『社会学者のアメリカ』(恒星社厚生閣 1997)
Christian Etzrodt(クリスチャン・エツロット)社会科学方法論・行為理論
1968 年生。ケルン大学大学院経済学研究科修了。博士(経済学)。立命館大学大学院在籍。
主要研究業績:
Sozialwissenschaftliche Handlungstherien: eine Einführung (Konstanz: UTB 2003)
Menschliches Verhalten: eine Synthese aus mikroökonomischen und mikrosoziologischen Theorien (Konstanz:UVK-Verl. 2001)
"Alfred Schütz Ökonom und/oder Soziologe? Eine Kritik an Hartmut Essers Interpretation der Theorie von Alfred Schu¨tz und an seiner ‘Definition der Situation'." ( Kölner Zeitschrift für Soziologie und Sozialpsychologie, 52 2000)
角田幹夫(すみた みきお)社会理論・宗教社会学・文化社会学
1961 年生。東洋大学大学院社会学研究科博士前期課程修了。無所属。
主要研究業績:
『グローバル化とアイデンティティ・クライシス』(共著 明石書店 2002)
『構築される信念』(共著 ハーベスト社 2000)
『現象学的社会学は何を問うのか』( 共著 勁草書房 1998)
「社会的世界の想像を巡って」(『現代社会理論研究』13 人間の科学新社 2003)
「現実存在へ」(『年報社会科学基礎論研究』1 2002)
佐々木えりか(ささき えりか)文化社会学
1975 年生。静岡大学大学院。
主要研究業績:
「A.L.ストラウスの〈社会理論への態度〉」(『年報社会科学基礎論研究』2 ハーベスト社 2003)
「〈短歌の世界〉におけるメンバーアイデンティティの形成」(『現代社会理論研究』11 人間の科学新社 2001)
森重拓三(もりしげ たくみ)青年文化論
1970 年生。立命館大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。立命館大学非常勤講師。
主要研究業績:
「進学の相互行為論的考察」(『立命館産業社会論集』100 1999)
「制度としての受験」(『立命館産業社会論集』99 1999)
「あいまいな進学動機の社会学的研究」(『立命館産業社会論集』97 1998)
周藤真也(すとう しんや)理論社会学・知識社会学
1970 年生。筑波大学大学院博士課程社会科学研究科社会学専攻単位取得退学。早稲田大学。
主要研究業績:
「アンチ・アンチ・ソリプシズム」(『年報社会学論集』16 2003)
「文字の文化は声の文化を超え出るのか」(『社会学ジャーナル』28 2003)
「社会システム論の誕生」(『社会学ジャーナル』27 2002)
「日常生活の世界と自然的態度の記述」(『社会学ジャーナル』25 2000)
張江洋直(はりえ ひろなお)社会学基礎論・社会理論・社会学史
1953 年生。東洋大学大学院博士後期課程満期退学。稚内北星学園大学。
主要研究業績:
『現象学的社会学は何を問うのか』( 共編著 勁草書房 1998)
「シュッツという磁場」(『年報社会学論集』15 2002)
「「二次的構成論」と「多元的現実」」(『社会学史研究』24 いなほ書房 2002)
「〈奇妙な棲み分け〉の背後へ」(『年報社会科学基礎論研究』1 ハーベスト社 2002)
「A.シュッツの方法論と〈現在〉」(『現代社会理論研究』10 人間の科学新社 2000)
本石修二(もといし しゅうじ)生命の倫理と歴史の論理
1959 年生。東洋大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。東洋大学非常勤講師。
主要研究業績:
「「社会学の基礎づけ」とは何の謂いか」(『年報社会科学基礎論研究』1 ハーベスト社 2002)
「「生命」としての人間」(『東洋大学大学院紀要文学研究科編』31 1994)
「「自然史」の中の人間」(『東洋大学大学院紀要文学研究科編』30 1993)
田中俊之(たなか としゆき)ジェンダー論
1975 年生。武蔵大学大学院人文科学研究科社会学専攻博士後期課程満期退学。武蔵大学非常勤講師。
主要研究業績:
「男性性をめぐる社会調査の可能性」(『ソシオロジスト』6 2004)
「男性性の社会学的考察のために」(『ソシオロジスト』4 2002)
小川英司(おがわ えいじ)社会学史・社会的行為論
1958 年生。東京都立大学大学院社会学研究科博士課程中退。鹿児島国際大学。
主要研究業績:
『行為と認識──社会学方法論入門』(いなほ書房 1999)
『G.H.ミードの社会学』( いなほ書房 1992)
ジョン・B・トンプソン『批判的解釈学──リクールとハーバマスの思想』(共訳 法政大学出版局 1992)
G・H・ミード『個人と社会的自我──社会心理学講義』(共訳 いなほ書房 1990)
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